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いつでも飛び立てるように WJ39号 ハイキュー!!26話

先週の感想で

先週烏養さんが言っていた「非情だな」の意味はまだ語られませんでした・・・。
烏養さん、今のところ「コーチやるのは音駒戦までだ」って言ってるし、来週か再来週にはこの言葉の真意が明かされることになるんでしょうね。


と書いたのですが、やはり今週でそれが明かされました。
私が思っていた以上に深い意味のある一言でした・・・。

第26話 決断

サブタイ見た瞬間「ああ、ついに来ちゃったか」と思いましたよ。
音駒戦直前、そろそろ先発メンバーを決めなくてはならない時期ですものね。
「決断」は当然コーチである烏養さんの決断だと思っていたのですが、どうもそれだけではなかったようで・・・。


合宿もいよいよ本格的になりレシーブ特訓を受ける烏野メンバーたち。ようやく午前練習が終了し、昼休みにはいったところでエースの旭さんにトス練習の相手を願い出る影山くん。レギュラーをとるためにもエースの癖を知っておかないと、というところでしょうね。
そんな影山くんを見ながら、何やら悩んでいる様子の烏養さん。
正セッターを経験豊富な菅原さんにするか、抜群の才能を持つ影山くんにするか迷っていたのでした。
バレーのコートには6人入りますが「セッター」は基本一人しか入れません。なぜなら「セッター」とは「司令塔」ゲームのシナリオをつくるポジションです。臨機応変に状況判断をして、今この場面でもっとも有効に機能するのは誰かを瞬時に決断しトスを上げるのが役目。もしセッターを二人入れてしまうと命令系統が混乱してうまくゲームの流れが作れなくなると懸念されること。またセッターが増えたことによりスパイカーが一人減り、バックアタックができなくなること、といろいろデメリットが多いからです。

実力からいえば、明らかに影山くんが上。
だけど菅原さんも十分「いいセッター」ではある。影山くんもいつか言っていたように経験の差と他のメンバーからの信頼は現時点では影山くんを凌いでいるといえる。しかし「ストイックに努力を欠かさない天才」である影山くんならば、すぐにでも菅原さんを追い抜いてしまうだろう。今後の長い戦いを勝ち抜くためには影山くんを正セッターにするのがコーチとしての正しい選択であるのだろう。
けれど・・・。
菅原さんは3年生、影山くんは1年生。今年が最後の菅原さんと違い、影山くんには来年も再来年もある。それに今まで正セッターだったのに、いかに才能があるとはいえ、入ったばかりの1年にその座を奪われるのは菅原さんにとって屈辱だろうし。

ここで、烏養さんの過去が明かされます。
烏養さんはやはり現役時代セッターだったのですが、レギュラーではなく控えで、高校3年間で一度しか公式戦に出られなかったのだそうです。意外でした、てっきり正セッターだと思い込んでた。当時の烏野は強豪校で厳しいレギュラー争いがあったのでしょうから、それも納得といえば納得なんですが。
このときの監督は烏養さんの実の祖父ですよね。他にもっと実力のあるメンバーがいれば実の孫であろうとも容赦なくレギュラーから外す、きっとそのときは監督を恨んだりもしたんだろうなあ。
実のところ烏養さんが悩みに悩むのは菅原さんが過去の自分と重なるからなのでしょうね。
でも、思いがけなく自分が「選ぶ立場」になってみて当時の監督の気持ちも理解できたということもあるでしょう、「過去に選手だった自分」と「現在指導者である自分」その相反する気持ち、複雑ですよね。
先々週の「非情だな」ってこういうことだったのかあ・・・。深いです、ハイキュー!!
そんな烏養さんを意味ありげな眼差しで見つめる菅原さん、そして。

その夜、烏養さんを呼び止める菅原さん、彼の口から出た言葉は。
「俺ら3年には来年が無いです」
その一言にベンチからコートを見つめるしかなかった選手時代が蘇る烏養さん。改めて指導者としての辛さを感じる瞬間です。
だけど、菅原さんが次に発したのは烏養さんにとってあまりにも意外な言葉でした。
「だからひとつでも多く勝ちたいです、次へ進む切符が欲しいです。それを取ることができるのが俺より影山なら」
「迷わず影山を選ぶべきだと思います」
さらに今まで一緒にやってきた大地と旭と1プレーでも多く一緒のコートに立ちたい。(そのために勝ち進みたい)影山に何かあったときや疲れたときにはいつでも出られるようにしておきたい。学年など関係ない、勝ってそのチャンスを増やしたい・・・と語る菅原さん。その揺るぎない決意に烏養さんは圧倒されます。
こいつはこんなにも強い心を持っていたのか、と。

菅原さんの「決断」に烏養さんも決断します。「お前らが勝ち進むために俺にできることは全部やろう」この言葉の意味は、音駒戦までではなく、とことんこのチームに付き合うということですよね。
そして、陰からふたりを見つめるのは・・・。
「(スガのためにも)一回でも多く勝つ」と言う大地さんに「おお」と力強く答える旭さん。また絆が深まった、そんなシーンです。

さて・・・。
すっかり吹っ切れた菅原さんは廊下で日向くんに声をかけます。
彼が日向くんに渡したのはサインを書いた紙。
「影山みたいにドンピシャでトス上げることはできないから、サインを出したい。そして練習して合わせていきたいから練習付き合ってくれると有り難い」ですと。
おおお、なんて謙虚な言葉だ。3年なんだから問答無用で「練習付き合え!」でもいいのに。
このへんが菅原さんが慕われる所以なんだろうな、うんうん、これは確かに影山くんが見習いたいところだよね。彼も先輩に対してはきちんと礼節を保ってるけど、同級生には相変わらずだもんなあ。まあ謙虚で優しい影山くんとか想像できないというか、気持ち悪い気がするけど。(ごめん、影山くん)
で、もちろん「トス大好き!」の日向くんは「いくらでもやります、どんなトスでも打てるようになります」と菅原さんの申し出を快諾。

よかった、これで安心だ。
先日の町内会戦のあとに、日向くんが旭さんに「エースの前に道をつくることはできます、最強の囮になります」と宣言したところ、すごくいいシーンだったんですが、そのあと「影山のトスがないとできないけど」って付け加えてまして。いやいや、それじゃダメだろうと。
いくら影山くんが頑丈とはいっても人間なんだから、故障することもあるでしょう。現に青城戦では相手の正セッターである及川さんが捻挫でスタメン落ちしてたしね。「影山のトスでなきゃ打てない」じゃこの先そんな状況になったらどうするつもりなんだ、と思っていたので。日向くんが菅原さんと合わせられるように練習するのはチームのためにも、日向くんの今後のためにもとてもいいことだと思います。

そして夕食時。
「いっぱい食べて頑張んないとね」と言いながら嬉しそうにご飯を食べる菅原さん。
そうだよね。
これから先、影山くんが疲れたときや予期せぬハプニングが起こったとき、いつでも飛び立てるように翼を鍛えておかないとね。


今週の展開。菅原さん辛いだろうなという見方もあるのでしょうけど。
私は菅原さんは辛くないと思っています。むしろ辛かったのは、昔の自分を思い起こさせる菅原さんに引導を渡さなければならなかった烏養さんのほうだったんじゃないかと。
胸が痛いのは、きっと大地さんと旭さんもだろうけど。あ、それと読者。

菅原さんが最も辛かった時期は青城戦から町内会戦の前までだと思います。あの時の菅原さんはセッターとしての自信を失いかけていた。自分のトス回しのせいで旭さんに負担をかけ、それが西谷さんと旭さんの対立を生み、旭さんが部を離れ西谷さんが処分を受けた(と、菅原さんは考えていた)そんなときに入ってきたのは自分にないものをすべて持っている1年の天才セッター。そして強豪青城から「正セッターは影山で」と異例の条件を出される。悔しいけれど「これでいいのかもしれない」と半ば諦めのような気分で「影山に任せておけば大丈夫だ」と無理矢理に自分を納得させていた。チームのためといいながら、実際はトスを上げることに臆病になっていて、影山くんに依存しようとしていた、とも言えるかも。
けれど町内会戦でそんな弱い自分と決別することができた。
そして今は
「影山のほうが実力は上、烏野がチームとして勝ち進むためには影山が正セッターのほうがいい。けれどあんな精密なトスを上げ続けるのは神経をすり減らすに違いない。もしそれでトスの精度が落ちてきたら、そのときには影山を少し休ませ回復を待つ間だけでも交代できるセッターが絶対に必要だ。それは俺にしかできない。そしてそのためには影山が安心して休めるように日向たち他の1年とも合わせられるようにしておかないと」
と思ってるんじゃないかな。

バレーは一人ではできないスポーツ。
それはコートに入っている6人だけではなく控え選手も含めて全員で戦いに臨まなければならない。
だから練習は怠らない「オーケストラの一員」として、勝利の音楽を奏でるために。

うん、これでセッターは盤石だ。

だけど。この先問題になりそうなのは今のところチーム内で浮いている月島くんと、その月島くんにばかりくっついている山口くんだよなあ。同じ1年なのに、日向くん影山くんに比べて全然体力ないし。
音駒戦、そこをつかれてピンチに陥らなければいいけど・・・。


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